星野科学長浜工場の冬の酵素処理フルーツペースト加工では、新潟県産ルレクチェを加工します。
ルレクチェは「クリスマスフルーツ」とも呼ばれ、12月上旬時期に追熟を終えて、中旬にペースト化します。
この果実は熟成が進むと身がやわらかく多汁なので、すぐにピューレ状になります。
ナシ特有のザラつきは少なくて食べやすい果物です。
この時は追熟中期のものをさらに7日間ほど追熟しました。
追熟が終わると香気がかなり強く、ペースト化してもフルーツらしい香りが残っています。
徐々に黄色味を帯びてきて、弾力が出てきています。
果実状態をひとつひとつ確かめながら洗浄機に通していきます。